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ハンディ溶接とロボット溶接の使い分け

人が持って溶接するハンディタイプと、ロボットに任せる自動溶接。どちらが向いているかは、作る物と量で変わります。

2026-10-28

二つの方式の違い

レーザー溶接には、作業者が溶接ヘッドを手に持って溶接するハンディタイプと、ロボットや専用装置にヘッドを取り付けて自動で溶接する方式があります。

項目ハンディ溶接ロボット溶接
向いている仕事一品物、形状がばらばらの製品、補修同じ形状を繰り返し作る量産品
段取り比較的少ないティーチングと治具づくりが必要
品質の安定作業者の技量に左右される条件がそろえば安定しやすい
導入の準備比較的少ない設置場所、安全柵、周辺設備の検討が必要

どちらが優れているかではなく、仕事の性質に合わせて選ぶことが大切です。

ハンディタイプが力を発揮する場面

ハンディタイプは、製品ごとに形や大きさが違う仕事や、現場に持ち込んで作業したい場面で力を発揮します。多品種少量の板金製品、設備の補修、大きな構造物の部分溶接などが代表例です。

当社のハンディファイバーレーザー溶接機 FL-LCW-PROは、溶接・切断・さび取りの三役を一台で行えるため、作業内容が日によって変わる現場でも活用しやすい構成です。

ハンディタイプでも、作業者の保護具や作業区画などの安全対策は欠かせません。取扱説明書に従って作業環境を整えてから使用してください。

ロボット化を考えるタイミング

  • 同じ製品を一定以上の数量で継続して作っている
  • 溶接の品質が作業者によってばらつき、手直しが多い
  • 熟練者の確保が難しく、作業を標準化したい
  • 部品の精度がそろっていて、治具で位置を決められる

これらに当てはまる場合は、ロボット化を検討する価値があります。ただし、部品の精度がそろっていないとロボットは狙いを外しやすく、前工程の見直しが必要になることもあります。自動化の進め方はロボット・FA向けのソリューションもご覧ください。

段階的に進めるという考え方

いきなり全面的な自動化を目指すより、まずハンディタイプで溶接条件や継手の形を固め、繰り返しの多い製品が見えてきた段階でロボット化を検討する、という進め方も現実的です。手作業で得た条件や治具の工夫は、自動化の段階でもそのまま活きます。

一品物と量産品が混在する工場では、両方を使い分けるのが自然な姿です。自社の製品構成に合うのはどちらか、まずは作っている物と量を整理するところから始めてみてください。

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よくある質問

ハンディタイプは熟練者でないと使えませんか
従来のアーク溶接と比べて扱いやすいと感じる方も多いですが、安定した品質を出すには練習と条件の理解が必要です。安全教育と取扱説明書に沿った操作訓練を行ったうえで使用してください。
ハンディ溶接機を後からロボットに取り付けられますか
機種やロボットとの組み合わせによって対応できるかどうかが異なります。構成を検討される場合は、使用予定のロボットや作りたい製品の情報を添えてお問い合わせフォームからご相談ください。

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2026-10-28 / カテゴリ: トレンド / サンマックスレーザー株式会社(製品は国内で最終組立・検査・調整しています)