技術
ピアスタイム短縮で生産性アップ
切断本体の速さだけ見ていると見落としがちなのがピアス(切り込み)時間。穴数が多い加工では大きな差になります。
2026-06-26
ピアスとは何か
レーザー切断は、まず材料に貫通穴を空けてから切断軌道へ移ります。この貫通工程がピアスです。1穴あたり数秒でも、何百穴・何千穴になると合計時間に大きく効きます。
短縮の主な手段
- パルス制御によるピアス専用条件
- 厚物のステップピアス(段階加圧)で時間短縮
- プリピアス(先に全穴のみピアス)による段取再構成
- ノズル・焦点の最適化で安定性向上
機種に備わるピアス制御機能の活用が第一歩です。条件は素材と板厚で個別最適化が必要です。
段取改善は積み上げで効く
1穴0.5秒の差が、1000穴なら8分以上の差になります。「単位時間あたりの製品数」の改善は積み上げで効く改善活動です。
よくある質問
ピアスが安定しません
焦点位置・ノズル状態・アシストガス圧の3点を順に確認します。意外と保護ガラスの汚れも原因になります。
ピアスを省略する方法はありますか?
板の端から切り込む経路(エッジスタート)を活用すると、一部の穴でピアスを省略できる場合があります。
関連コンテンツ
2026-06-26 / カテゴリ: 技術 / サンマックスレーザー株式会社(製品は国内で最終組立・検査・調整しています)